お肌だけじゃない。髪の乾燥もしっかりと対策を

お肌だけじゃない。髪の乾燥もしっかりと対策を

秋冬の“乾燥”というと、パッと思い浮かぶのがお肌の乾燥ですよね。

 

化粧水、フェイスパック、美容液…と、日々うるおいを求めてケアしていますが、忘れていませんか?“髪の毛の乾燥”。

 

そう。お肌と同じように、この時期は髪の毛も乾燥しているんです。

 

フェイスケアと比べると、ついおろそかにしてしまいがちな、この“髪の毛の乾燥対策”。

しっかりとケアしながら、サラサラ美髪の秋冬を過ごしましょう。

パサパサ!パチパチ!手グシでチェック

髪が乾燥している時、髪の毛の内部は水分不足により乾燥し、外側は乾燥でキューティクルが剥がれかけてしまっています。

 

特に秋冬は夏の紫外線ダメージが頭皮と髪に溜まり、さらに秋冬の冷気や暖房によって乾燥した空気、そして水分摂取が減ることが原因で、髪の内部も外側も乾燥が一気に進みます。

 

一見してわかりづらい髪の乾燥ですが、ひとつの目安として、クシを通したときに静電気が起きて髪の毛が広がってしまったらかなりの乾燥状態。

 

また、途中で指が通らなくなって引っかかったり、なめらかさがなくパサつく手触りなら、髪が乾燥している状態です。

 

でも大丈夫。
カンタンにできる秋冬・髪の乾燥ケアをここでご紹介していきます。

 

ポイントは、シャンプー ~ 仕上げの間の3つのコト

①シャンプーは低刺激のものを

 

普段どのようなシャンプーを使っていますか?

一般的に安価で販売されているシャンプーは、洗浄力が強い石油系界面活性剤が使われているものがほとんどです。

髪の乾燥がひどいときは頭皮も乾燥して刺激に弱くなっているので、髪の毛に優しいアミノ酸系の洗浄剤がメインで配合されているものを選んでください。

 

 

②やさしくすばやく、水分を確保!

 

シャンプー・コンディショナー後は、まずタオルドライ。

ゴシゴシ拭かず、髪をタオルで挟んで水分をタオルに吸わせましょう。
ゴシゴシ拭くとタオルと髪の間で摩擦が発生し、キューティクルにダメージを与えるからです。

タオルドライしたら、素早くドライヤーで髪を乾かします。
髪の内部が水分で満たされているシャンプー後は、すぐに乾かして水分を髪内部に閉じ込めましょう。

 

 

③トリートメントやオイルも使って

 

シャンプー後には、定期的にトリートメントをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

また、髪を熱ダメージから守るためにドライヤー前に使う“洗い流さないトリートメント”も最近は見かけるようになりましたね。

もちろん、このトリートメントも効果あり!

しかし、植物性のオイルなら熱から髪を守る作用を持ち、余分な化学成分も含まれていないので、より安全に乾燥ケアができます。

オススメは、椿オイル、ホホバオイル、そしてアルガンオイル。

毛先を中心に馴染ませたら、根元からコームでとかして全体に油分を馴染ませましょう。



忘れちゃいけない。頭皮だって乾燥している

ここまでご紹介してきたのは、髪の毛の乾燥対策ですが、ここで忘れてはいけないのが“頭皮”の乾燥。

頭皮と顔の皮膚は繋がっており、頭皮も顔と同じように乾燥するんです。

頭皮の乾燥が進むと、抜け毛が増えたり、髪にハリ・コシがなくなったり…。

また、頭皮の血流が悪くなり、髪を作る細胞に栄養や酸素が届きにくくなり、新しく生えてくる髪の質にも影響を与えます。

 

つまり、頭皮も髪、顔と同じように保湿ケアをすれば、新しく生えてくる髪がツヤツヤに育つようになるんですね。

 

週1、2回は定期的に頭皮マッサージをして、頭皮が固くなるのを防ぎ、血流をスムーズにしましょう。

 

 

いかがでしたか?
乾燥が気になるこの季節、手触りのいい髪の毛ってなんだかちょっとうれしいですよね。

今年はお顔のケアと1セットで、ぜひお試しください。