白髪染めしただけで満足してない?きれいな髪を維持するための白髪染め後のヘアケア方法とは

白髪染めしただけで満足してない?きれいな髪を維持するための白髪染め後のヘアケア方法とは

ヘアカラーでしっかり白髪も染まり、これでOK!のはずが、パサつきや色持ちの悪さに悩んだことはありませんか?

せっかくきれいな色に染まったのなら、その状態をできるだけ長くキープしたいですよね。

 

では白髪染め後のヘアケア、どんなことが大切なのでしょうか?

 

染めた直後にやるべきことは?

髪はアルカリ性になると膨らむ性質がありますが、ヘアカラーはアルカリ成分によってキューティクルに隙間を作り、染料を毛髪内部へ浸透させる仕組みです。
つまり、カラー後の髪は、アルカリ性の状態で髪の毛は膨らんだまま。


 

膨らんだ髪の毛のままにしておくと、一度入った色素が流れ出てしまったり、キューティクルが浮き上がってはがれてしまいます。

 

ここで大切なのは、色落ちや髪の傷みを防ぐために、すぐに本来の弱酸性に戻すことです。
少しでも早く弱酸性に戻すために、ヘアカラー直後に大切な二つのポイントを押さえておきましょう。

 

①しっかりと薬剤を落とす


髪を弱酸性に戻すために、まずは薬剤をしっかり落としましょう。
すすぎ・シャンプー、いずれもとても大切です。

 

~シャンプー前のすすぎ~

シャワーからヘアカラーの色が消えるまでぬるま湯で十分にすすぎます。
すすぎが不十分だと弱酸性に戻りにくく、色落ちや髪のダメージにつながってしまいます。

 

~シャンプーは二回~
薬剤をしっかり落とすために、ヘアカラー用のシャンプーで二度洗いましょう。

 

②ヘアカラー用のシャンプー・トリートメントを使用する


ヘアカラー用のシャンプー、コンディショナー、トリートメントには「毛髪を傷めないように汚れを落す」「傷んだ部分に作用しダメージを抑える」「色落ちを抑える」など、ヘアカラーをした髪に必要な成分が入っています。


 

アルカリ性の髪の毛が弱酸性に戻るまでは数日かかるため、ヘアカラー直後はもちろん、継続的に使用することをおすすめします。

 

継続的な日常のケアも忘れずに

染めた直後だけではなく、その後の継続的なケアも大切です。

せっかくきれいに染めた髪。
色ツヤや手触りを保つために、キューティクルをしっかりと守りましょう。

 

 

①洗い流さないトリートメントを使う
キューティクルは摩擦に弱いため、洗い流さないトリートメントで摩擦を防ぎましょう。

洗い流さないトリートメントにはこんなうれしい効果があります。

 

・キューティクルが浮かないようにコートし、摩擦などから髪を守る

・傷みの気になる部分を集中的にケアできる
・洗い流さないので髪にじっくり作用する

 

②濡れた髪の摩擦に注意する

ヘアカラー後1週間は髪が傷みやすい状態になっています。
特に濡れた髪はキューティクルを傷めやすい状態になっているため、摩擦から髪の毛を守ることが大切です。
こんなポイントを心がけるようにしましょう。

 

□シャンプー前にはブラッシングをする

□シャンプーを手のひらで泡立ててから髪の毛へ付ける

□タオルドライの際は、ゴシゴシこすらずにポンポンと叩くように水分をふき取る

□濡れたまま放置しない

□ブラシなどで無理にとかさない

 


③ドライヤーのあて方に注意する

ドライヤーの熱を当てすぎると、キューティクルがめくれ上がってしまいダメージの原因になります。
水分も急激に失われていくため、ドライヤーは髪が乾ききる直前で止めましょう。
熱を一カ所に当てすぎないように乾かすことも大切なポイントです。

 



 

ヘアカラーと聞くと髪へのダメージが強い印象ですが、その後の上手なケアによって、ツヤも色持ちもキープすることができるのですね。

 

きれいに染まった白髪×ツヤのあるサラサラ髪で、若々しい美髪ライフをゲットしましょう!