美容コラム:ヘアケア

ボトルの裏を見てズバリ解析! シャンプーに入っていると良い成分、悪い成分

シャンプーを選ぶときに、やはり気になるのが、どんな成分が入っているかでしょう。口コミやパッケージの印象で、シャンプーの良し悪しを判断しがちですが、それらと合わせてぜひチェックしたいのが、シャンプーのボトルの裏に書いてある成分表示です。これを見れば、どんな成分が入っているのかが一目瞭然です。また、ご自分の髪質や頭皮の状態に合うかどうかも、シャンプーに含まれている成分によって変わってくるでしょう。


そこで今回は、シャンプーに入っていると良い成分、悪い成分についてご紹介します。




シャンプーの成分は大きくわけて5種類ある


 シャンプーのボトルの裏を見ると、含まれている成分がすべて明記されています。

通常、シャンプーを販売する場合、成分をすべて明記しなくてはならないからです。成分は多く含まれるものから順に書かれています。


 シャンプーに最も多く含まれているのは、通常、水で、50%以上の割合を占めています。次に多く含まれているのが、洗浄成分です。この洗浄成分はシャンプーごとに違い、汚れ落ちや、髪触りなど、洗い上がりの違いに影響してきます。

洗浄成分は、大きくわけて、次の5つの種類があります。



<シャンプーの主な洗浄成分>



1.高級アルコール系(ラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムなど)


2.アミノ酸系(ココイルグルタミン酸,、ココイルアラニンなど)


3.石鹸系(ラウリン酸Na、オレイン酸Na、ステアリン酸Naなど)


4.保湿力の高いベタイン系(コカミドプロビルベタイン、 ラウロイルプロビルスベタイン、 ココアンホ酢酸など)


5.天然系(カゼイン、レシチン、サポニンなど)



1の高級アルコール系は、スーパーやドラッグストアで売られているような市販のシャンプーに多く含まれている成分です。

2のアミノ酸系は、近年、注目さている成分です。髪の毛の成分であるタンパク質は、アミノ酸で構成されています。そのため、アミノ酸系のシャンプーは髪と同質で、髪にやさしいと考えられています。

3の石鹸系の洗浄成分は、洗浄力と安全性に定評があります。

4のベタイン系と呼ばれる成分は、保湿力の高さが特徴です。

5の天然系は、やさしい使い心地を求める人に向いています。



シャンプーに含まれていると良い成分


 上記の5つの成分のうち、シャンプーに含まれていて、良い成分と考えられているのは、どれでしょうか。


 2のアミノ酸や3の石鹸系、4のベタイン系や5の天然系です。肌が敏感な人や、オーガニックを好む人にとっては、低刺激性である2~4の成分は、含まれていても良い成分といえるでしょう。


 2のアミノ酸系のシャンプーは、髪に含まれるたんぱく質を構成するアミノ酸が使われているため、髪質を改善していくことができます。デメリットは原料が高価であるため、やや値段が高くなることです。

 4のベタイン系は、アミノ酸系よりも泡立ちがいいのが特徴です。保湿成分が含まれているため、髪のパサつきが気になる人、しっとりとした使用感を重視したい人には、4の成分は、含まれているといい成分といえるでしょう。



シャンプーに含まれていると良くない成分


 一方、あまりおすすめできない成分はどれかといえば、1のラウリル硫酸Na、ラウリル硫酸カリウムといった「硫酸系」の成分です。比較的、安く売られているシャンプーに含まれています。そのため、多くの方が使用しています。安く手に入れられることに加え、泡立ちがよく、洗浄力が高いのが「硫酸系」の成分を含んだシャンプーのメリットです。


 しかし、洗浄力が高いがゆえに、頭皮にはやさしくないのが難点です。使用する際には、しっかりとすすいで、すすぎ残しがないように洗い流すことが重要です。ただ、ここで難しいのは、必要な皮脂まで洗い直してしまう可能性があることです。そうなると、皮脂が過剰に分泌されてしまい、フケや湿疹などの頭皮トラブルを招いてしまうなど、悪循環に陥りかねません。このようなデメリットも覚えておきたいものです。 


 また成分に関連して覚えておきたいのは、昨今では、「ノンシリコンシャンプー」が登場しており、人気をえていることです。シリコンとは、髪に膜をつくるコーティング剤のことです。シリコンの入ったシャンプーが良くないとされるのは、シリコンが頭皮に残って、毛穴を詰まらせてしまうためだと考えられています。



自分に合うシャンプーを見極めること



 このように、シャンプーに入っている成分は、多岐にわたり、それぞれの成分に、メリットもあれば、デメリットもあります。大事なのは、ご自分の髪や頭皮に合うかどうかです。


 シャンプーの開発は、日々進化しており、新しいシャンプーが次々と登場しています。いろんなシャンプーを試してみるなかで、自分に合うベストの1本をぜひ見つけたいものです。そのためには、使用感だけではなく、シャンプーボトルの裏に書いてある成分表にも目を向けて、ここに挙げた注意点も思い出しながら、チェックしてみるといいでしょう。



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