白髪染めの種類や年代によって変わる! ダメージが少ない 白髪染めの頻度

白髪染めの種類や年代によって変わる! ダメージが少ない 白髪染めの頻度

通常のカラーリングと同様に、白髪染めを使うことでも、髪や頭皮へのダメージは避けられません。

 

白髪染めの場合、白くなった髪を黒く染めるため、一見すると、髪が傷んだようには見えないのですが、ほかのカラーリング剤と同じように髪や頭皮への影響はあります。

また、白髪染めを使うようになると、白髪を染めるのが習慣になり、コンスタントに白髪染めをしなくては、生え際が気になってしまうもの。

 

髪へのダメージを最小限に抑えながら、白髪染めを使うには、白髪染めを行う頻度がポイントになります。

 

 

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医薬部外品のヘアカラーの場合は2カ月に一度

 

白髪染めを行う場合、どのようなタイプの白髪染めを使うかによって、使用の頻度の目安が異なってきます。

例えば、医薬部外品の白髪染め専用ヘアカラーを使う場合、髪の内部のコルテックス(毛皮質)にまで染料が入るため、しっかり染まります。

 

ヘアカラーは永久染色剤と呼ばれ、色持ちが長いのが特徴です。そのため2カ月に1度の頻度が目安になります。

 

 

ヘアカラーを利用するメリットとしては、発色が良く、色数が豊富で、髪を洗っても色が残りにくいこと。しかし、その分、液剤が強いため、髪や頭皮へのダメージがあり、肌がかぶれるなど、アレルギーを引き起こす場合もあります。

 

 

ヘアマニュキュアの場合は3週間に1度

 

ヘアマニュキュアと呼ばれる、半永久染ケ剤があります。

 

こちらは、髪に色合いをプラスして、つやと潤いを与える特徴があります。髪の表面のやや内側に染まるイメージで、上記のヘアカラーのように、髪の内部にまでしっかり染まるというわけではありません。

ヘアカラーほど液剤が強くないため、肌へのダメージは少なく、ほとんどかぶれません。

 

ヘアマニュキュアの持続性は、約3週間。そのため、使用頻度は3週間に1度が目安です。

 

 

毎日使えるカラーリンス、カラートリートメントもある

 

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毎日のシャンプーやリンスのような感覚で、連続して利用できるカラートリートメント剤もあります。

 

この場合、毎日使えるだけに、髪や頭皮へのダメージが少なく、髪を洗いながら染められるのが最大のメリットです。

とはいえ、すべて染まるまでに時間がかかり、継続的に使う必要があります。

 

 

 

また、部分的に使うことができる、ヘアマスカラやスティクタイプやスプレータイプの白髪染めもあります。

部分的にしか染められませんが、髪や頭皮のダメージが少なく、肌が弱い人でも利用できます。

 

しかし、1度髪を洗えば、完全に液剤が落ちてしまいます。髪や地肌へのダメージだけを考えれば、その都度利用できるヘアマスカラやステックタイプなどの白髪染めは便利でしょう。

 

 

年代によっても、白髪染めを使う目安は変わる

 

上記のように、白髪染めの種類によって、使用頻度の目安が異なることがお分かりいただけたでしょう。

 

白髪は、体質や遺伝、またストレスなどによって、気になる年齢はまちまちです。

若くても白髪に悩まされる人もいます。年代によっても、白髪を染める目安は変わってきます。

 

 

例えば、30代以下の場合、ストレスによって白髪が出ていることが予想されるため、白髪染めに頼るのは、あまりおすすめできません。髪を短くしたり、ヘアスタイルを工夫することで、白髪を目立たないようにしたり、トリートメントやシャンプータイプのものを利用するのがいいでしょう。

 

40代の場合、白髪が出始める人も多くなります。ストレスや疲れをためすぎないように気を付けながら、2カ月に1度のペースで白髪染めを使うといいでしょう。気になり始めのタイミングなら、部分染めやリタッチ、ヘアマスカラやステックタイプのものを使って様子を見るのもいいでしょう。

 

50代以降になると、白髪とどう付き合うか、髪質やライフスタイルに応じて、柔軟に対応するのがいいでしょう。

 

 

 

ある一定の年齢を過ぎれば、白髪は、恥ずかしいものではなくなってきます。年を重ねてきたがゆえのものとして、白髪のあるヘアスタイルを楽しむ人も増えています。

 

美容院で髪や頭皮の状態を見てもらいながら、白髪が気になる人は1カ月に1度、そこまで気にならなければ、2~3カ月の頻度で白髪染めを行うのがいいでしょう。

 

もしも、白髪染めを使うことによって、抜け毛や細毛が気になるようであれば、少し白髪染めを使う頻度を少なくしてみたり、髪や地肌にやさしいタイプのものに変えてみたり、適宜、調整することも大切です。