ウィルスにも花粉にも洗顔が大切?肌に負担をかけない洗顔とは

ウィルスにも花粉にも洗顔が大切?肌に負担をかけない洗顔とは

毎日必ず行う洗顔。どんな風に洗顔し、どんなアフターケアをしていますか?

 

昨今のウィルス対策では、“手洗い・うがい”と同じくらい大切な習慣として注目されている洗顔。この機会に、毎日の“自分流洗顔”を見直してみませんか?

 

朝と夜のスキンケア それぞれのポイントは?

基本的に洗顔は、朝と夜の二回行うことが多いと思いますが、まずは洗顔と洗顔後のケアについて、朝と夜それぞれのポイントを確認しておきましょう。

 

朝は、“これから受けるダメージを防ぐ”。
夜は、“1日の汚れを落とし、うるおいを保つ”。
この考え方がキホンです!

 

【朝】

洗顔⇒化粧水⇒乳液⇒UVケア
<point!>
・寝ている間に溜まってしまった皮脂をしっかりと洗い流す
・メイクが崩れるので、クリームは厚塗りしないように
・UVケアは丁寧に

 

【夜】
クレンジング⇒洗顔⇒化粧水⇒乳液⇒クリーム

<point!>
・まずはしっかりとメイクをオフ

・寝ている間の水分補給のために、クリームはたっぷりと

・乾燥が気になる場合は、オイルもプラス

 

正しい洗顔方法は?

このように、一日二回、毎日繰り返している洗顔ですから、つい“自己流”がクセになってしまっていますよね。

 

はたしてその洗顔方法で正しく洗えているのでしょうか?

洗顔のポイントをチェックしながら見直してみましょう。

 

□濃密な泡をつくる
泡のクッションで摩擦を防ぐため、しっかりと泡立てることが大切。目安は手を逆さにしても落ちないくらいの濃密さです。吸着力の高い泡が、古い角質や毛穴の汚れを吸い取ってくれます。

 

□やさしい力加減
泡をクッションにしながら、とにかくやさしく肌に触れて。理想は“肌が動かない程度”の弱い力。“手で洗う”というよりも、“泡で洗う”感覚です。

 

 

□すすぎはぬるま湯で
冷水ですすぐのはNG。また、熱いお湯も肌への刺激になってしまいます。
30〜34度のぬるま湯でやさしくすすいでください。

 

□3ステップを忘れずに
1. あごに泡をのせ、鼻周りや額など、皮脂のたまりやすいTゾーンにやさしく泡を転がします。その後、フェイスラインにも指先でらせんを描くよう転がしてください。

 

2.  続いてUゾーンへ。皮脂の分泌の少ない頬は、サッと手のひらで泡を行き渡らせるくらいの感覚で洗うのがGoodです。生え際は洗い残しやすい部分なので、すみずみまで丁寧に泡を行き届かせましょう。

 

3.  全体に泡が行き届いたら、30〜34℃のぬるま湯をそっと手ですくい、泡を溶かすイメージでやさしくすすぎます。くれぐれもバシャバシャと勢いよく顔に当てないように。
シャワーのお湯を直接かけるのも、刺激になってしまうのでNGです。

 

 

タイプ別 おすすめ洗顔料

使用する洗顔料はお肌のタイプやお悩みによって変わってきますよね。

ご自身に合う洗顔料で、“正しい洗顔”をより効果的なものにしましょう。

 

 

□乾燥肌
乾燥肌の洗顔で大切なのは、肌を守る元となる潤いを必要以上に取りすぎてしまわないことです。
そこで、乾燥肌の人には「アミノ酸系洗浄成分(アミノ酸系界面活性剤)」を使った洗顔料がおすすめ。
アミノ酸系洗浄成分は、人間の肌の構成物質と同じ「アミノ酸」を挟み込むような作りをしており、肌への刺激が穏やかで、潤いを守りながら洗顔ができます。

 

□オイリー肌
油分が多いのだから洗浄力の強いもので洗顔をしなければ…と考える人が多いようですが、強力な界面活性剤で皮脂汚れを落としすぎることで、かえって毛穴の皮脂分泌が活性化されてしまうことがあります。
基本的には、シンプルな洗顔ソープをしっかりと泡立てて洗顔するのがおすすめ。洗浄力に物足りなさを感じたら、皮脂の吸着・皮脂分泌抑制の効果がある、クレイタイプや炭配合のものを選びましょう。

 

□敏感肌
とにかく肌への負担を軽減させることが大切なので、弱酸性の洗顔料を選びましょう。
また、アルコール(エタノール)、パラベン、イオン界面活性剤、合成香料、合成着色料は肌への負担が大きい成分ですので、ラベルに表示がされていないかを必ずチェックしてください。

 

いかがでしたか?
洗顔法を変えるだけで、メイクの乗りもキープ力も変わってきますよ!

 

自己流洗顔、ぜひ見直してみてください。