シンプルケアで肌をきれいに。今こそ見直したい、ヘチマ水の力

シンプルケアで肌をきれいに。今こそ見直したい、ヘチマ水の力

シンプルケアの代名詞として名前が挙がる「ヘチマ水」。

肌荒れ時やもともと敏感肌の方に、低刺激な化粧水として愛されています。

実は、ただ潤いを与えるだけではなく、美肌に近づくさまざまな成分が含まれているのです。

「ヘチマ水」に含まれる成分とは?

ヘチマの中には、ターンオーバーを促しキメを整えるとされるサポニン群(ルシオサイド)や栄養を与えるペクチン、潤いを保つアミノ酸、カリウムなどが含まれています。

そして、「ヘチマ水」は日焼けのほてりや肌荒れに効果があることで知られています。低刺激かつ有効成分を含んだ化粧水なのです。

ヘチマ水の作り方はとてもシンプル。

地上50〜60cmくらいの位置のヘチマの茎をカットし、根元側から滴ってくる水分を集めます。

これを精製水で希釈したり、加熱殺菌したりして販売されているのが一般的な「ヘチマ水」です。

色白美肌を生み出す「美人水」

「ヘチマ水」の歴史は江戸時代にさかのぼります。

江戸時代中期、おしろいをたっぷり塗る文化から薄化粧に移り始め、女性達は美肌を求め始めました。

そうして流行したのが「ヘチマ水」でした。

ヘチマは当時から身近な植物で、それから作ることができ、なおかつ使い続けると色白になれるという口コミで大流行。

「ヘチマ水」は『美人水』と呼ばれたこともあったそうです。

大奥御用達の化粧水として愛されていたという説もあります。

この時代から脈々と、美しい素肌を求める女性達に愛され続けてきたのです。

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ヘチマ水、ココに気をつけて!

「ヘチマ水」は、ものによっては精製水やエタノール、グリセリンが入っている商品がありますが、今「ヘチマ水」を購入しようと検索すると、無農薬、有機栽培、オーガニックのヘチマから採られた、とヘチマの栽培へのこだわりを持つものが多数出てきます。

健やかに育てたヘチマの成分を活かすために「ヘチマ水」として採取した後も無添加に、なるべく防腐剤やエタノールなどの添加物を加えず作られているものが多く見られます。

無添加化粧水は、普段お使いの化粧水のように常温で何ヶ月か置いておくといつの間にか劣化してしまう恐れも。

購入前に消費期限や保管方法をしっかりチェックし、期限内に使い切れる量か見極めてから購入しましょう。

もっとも「ヘチマ水」は全身に使えますので、顔はもちろん日焼け後の首やデコルテ、入浴後に全身にたっぷり塗ればいつの間にか使い切れているのではないでしょうか。

また、頭皮に塗り込み、潤いを与えることもできます。頭皮を健やかにし、美しい髪を育てることも期待できます。

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家庭でのヘチマ活用ノススメ

グリーンカーテンとしてヘチマを植えているご家庭がありましたら、ヘチマをいろいろ活用してみてはいかがでしょうか。

若い果実は煮たり炒めたりと食用に、熟した果実を乾燥させてタワシにすることができます。

そして、何より試してみたいのが自作の「ヘチマ水」です。

9月〜10月初旬、グリーンカーテンとしての役目を終えたヘチマ。

前章で書いたように、茎をぷっつり切って「ヘチマ水」を採取します。

植物がたっぷり水分を含む、雨天の翌日にカットするのがいいそうです。

「ヘチマ水」をためる容器の口元からゴミなどが入らないように密封したり、容器が日陰になるようにしたりと採取時にも工夫するとベターです。

採取後は腐敗防止に煮沸と濾過をしっかり行い、殺菌したボトルに詰めましょう。

完成後も冷蔵庫で保存することをお忘れなく。香り付けに精油を入れたりするのもおすすめです。