ヘアカラーを楽しみながら、美しい髪をキープするコツ

ヘアカラーを楽しみながら、美しい髪をキープするコツ

ヘアカラーは、印象を明るく変えたり、気分をリフレッシュさせてくれる大切なおしゃれのひとつ。けれども、繰り返すことで「髪のパサつき」「色落ち」「頭皮の乾燥」といった悩みが出やすくなります。
そこで、ヘアカラーを楽しみながらも、健やかでツヤやかな髪を守るための豆知識をご紹介します。

 

染めた日のシャンプーはお休み

 

〜 染めた日のシャンプーをお休みする理由 〜

 

必要な油分や保護成分も流れてしまう
カラー後は髪の水分・油分のバランスが崩れやすく、シャンプーで皮脂まで落としてしまうと乾燥やツヤ不足につながります。

 

色素がまだ髪に定着していない
ヘアカラー直後は、髪のキューティクルが開いた状態にあり、染料が内部に浸透・定着するまでに時間がかかります。シャンプーをすると、せっかく入った色素が流れ出てしまい、色落ちが早くなります。

 

アルカリ剤や薬剤の影響が残っている
カラー剤にはアルカリ成分が含まれており、髪や頭皮に残留しています。シャンプーをすぐに行うと、薬剤が流れきらず頭皮に刺激を与えることや、髪の負担が強まる恐れがあります。

 

キューティクルを傷つけやすいタイミング
染めた直後の髪はデリケートで、摩擦や洗浄によってさらにキューティクルが損傷しやすい状態です。シャンプーによる摩擦でダメージが進み、パサつきや手触りの悪化につながります。

 

シャンプーは“低刺激”を選ぶ

 

洗浄力の強すぎるシャンプーは、色落ちや乾燥の原因に。

ヘアカラー剤にはアルカリ剤や酸化染料が含まれており、施術後は頭皮が敏感になっているため一時的に赤み・かゆみ・乾燥を起こしやすくなります。洗浄力の強いシャンプーや刺激成分が多いシャンプーを使うと、刺激が重なり炎症を悪化させる可能性があります。アミノ酸系や植物由来のやさしい処方を選ぶと、カラーの持ちが良くなり、頭皮への負担も軽減できます。泡立ちは控えめでも、しっかりやさしく洗えば十分です。

 

トリートメントでツヤを閉じ込める

 

1. 開いたキューティクルを整える

カラー剤は髪のキューティクルを一時的に開き、内部に色素を入れています。施術後はキューティクルが開いたままになりやすく、摩擦や乾燥でダメージが進行します。トリートメントはキューティクルを整え、髪表面をなめらかに保護します。

 

2. 失われたタンパク質・脂質を補う

カラーの化学反応で髪内部のタンパク質やCMC(細胞間脂質)が流出しやすくなります。トリートメントは補修成分(加水分解ケラチンやセラミドなど)を補い、髪内部のスカスカ感を埋めて強度を回復させます。

 

3. カラーの色持ちを良くする

ダメージでキューティクルが荒れていると、せっかく入った染料も流れやすくなります。トリートメントによって髪表面に保護膜を作ることで、色素の流出を防ぎ、発色やツヤを長持ちさせます。

 

4. 乾燥やパサつきを防ぐ

カラー後は水分保持力が低下し、髪がパサつきやすくなります。保湿成分(ヒアルロン酸、グリセリン、植物オイルなど)を含むトリートメントは、潤いを補給し柔らかさを取り戻してくれます。

 

5. 手触りや見た目を整える

トリートメントは髪の表面をコーティングして光の反射を整えるので、ツヤが出て「染めたての美しさ」を長く楽しむことができます。

 

頭皮ケアを習慣に

 

ヘアカラーは髪だけでなく頭皮にも影響を与えます。

乾燥やかゆみが気になる方は、スカルプローションで保湿をしたり、軽いマッサージを取り入れるのがおすすめ。血行が促されることで、健やかな髪を育てる土台が整います。

 

1. 頭皮環境の回復を助ける

カラー後はアルカリ剤や酸化剤の影響でバリア機能が弱まり、乾燥や炎症が起きやすい状態です。抗炎症成分(例:グリチルリチン酸ジカリウム)や保湿成分を含む育毛剤は、頭皮を落ち着かせて健やかに保ちます。

 

2. 血行促進による栄養供給

カラーの刺激で一時的に血流が滞ることもあります。血行促進成分(センブリエキスなど)が入った育毛剤は毛根への栄養供給をサポートし、髪の成長環境を整えます。

 

3. 将来の髪質低下を防ぐ

ダメージが蓄積すると、抜け毛や細毛の原因になります。育毛剤で頭皮環境を整えることは「次に生えてくる髪」を守る予防ケアにもつながります。

 

紫外線対策も忘れずに

 

紫外線は髪の色素を分解し、褪色を早める原因に。さらに、頭皮の乾燥や老化も招きます。外出の多い日は帽子や日傘を使い、髪用のUVカットスプレーでしっかりガードしてあげましょう。

 

フルカラーは控えめに

毎回全体を染めるとダメージが蓄積しやすくなります。伸びた根元だけをリタッチしたり、ヘアマスカラやコンシーラーを部分的に使うのもおすすめ。全体カラーは数回に一度にとどめると、髪への負担を軽減できます。

 

まとめ

ヘアカラーは、年齢や季節ごとに「自分らしさ」を楽しめる素敵なアイテム。
日常のケアに少し工夫を取り入れるだけで、ツヤやかで美しい髪色を長く楽しむことができます。

サンナホル ナチュラルトリートメントシャンプーは、体と環境に優しい天然由来のアミノ酸系界面活性剤を主体に、低刺激な洗浄成分を厳選して配合。ノンシリコン。天然素材のやさしさで、頭皮と髪をいたわりながら洗い上げます。乾燥を防ぎ、すこやかな地肌環境へ。


サンナホルは、植物の力で髪と頭皮を健やかに保つ、シンプル&ナチュラルケアを大切にしています。自然と調和したケアで、心地よい毎日を。

 

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